プロフィール
創業90年以上。地元の良いことも悲しいことも知っている会社
株式会社福島屋
鎌田 慶弘 社長(平成21年就任)
老舗こんにゃく製造卸会社の4代目。伝統的な商品のみならず、最先端の製造技術を取り入れ工夫を凝らしたこんにゃくの開発に取り組んでいます。また青森県内の食品業者とともに設立した県産品加工ブランド「あおもり正直村を」プロデュース。生産、加工、流通まで一貫して青森でできる取り組みを目指しています。
- 出身校 札幌商科大学商学部(現在の札幌学院大学)
- 経歴 大学3年で卒業単位の124単位取りましたので、4年目に実家の会社に入りました。2009年父が亡くなり福島屋の社長になりました。ただしその10年以上前から会社の代表権はいただいててましたので。事実上は37歳くらいより代表でした。夢の里は2006年。正直村は2009年現在法人の代表は3ヶ所です。
- 転機 結婚。障害を持つ子供ができたこと。亀屋みなみチェーンの倒産により被害があったこと。
- 趣味 5歳よりオルガンとピアノ、11歳よりクラシックギター、17歳よりチェロを習いました。クラシックのレコードは3000枚ありましたが現在は1000枚位。CDは1500枚くらいかな。後は源平から徳川幕府成立までと、明治からの近代史と大一次世界大戦からの世界史における近代史が好きです。後は自動車かな。
- 座右の銘 特にありません。
- 自分評 30代40代50代と段々仕事や人生がきつくなりましたが、30代に知りえた経験、人脈、技術、などが現在大変役立ってます。11歳のころは外交官にあこがれてました。
- 社長になって変わったこと 自分で決断することは中々重いことだと改めて思いました。
- 会社を元気にするためにしていることや考え方は? 人と違うことをやる。他社に出来ないことをやる。
- 今後のビジョンは こんにゃく粉使い他社の出来ない商品創り。グルコマンナンの可能性を求めて。
- 青森県をどう思う? ホタテ、リンゴ、長芋などの一次産品の出荷もよいが、将来のTPP含めた対応のため県産品原材料使用した加工品創りが大事です。私もそうだが、高校大学出して、人間まで一次産品出荷するのはもうおしまいにしましょう。
- 若者にメッセージを 10代で出来れば外国を見て欲しい。出来れば欧州。本田総一郎のような物創りを目指せ。
掲載している内容はすべて取材・放送当時のものです。
オンエア
2013年1月11日(金) 深夜1時53分~OA
トークのつづき
番組内で紹介しきれなかったトークをディレクターがチョイス