プロフィール
売り上げというのは、社会に貢献して初めて後から付いてくる
有限会社 北のグルメ都市
中居 雅博 社長(平成14年就任)
2002年、東北新幹線八戸延伸開業の年に誕生した「八戸屋台村・みろく横丁」の仕掛け人。全国初の環境対応型の固定式屋台、一定期間ごとに店舗を入れ替えるしくみなどの斬新なアイデアで、開業から10年経た今も右肩上がりの成長を続けています。新幹線開業で成功したまちづくりのモデルとしても全国から注目を集めています。
昭和25年 八戸市生まれ
昭和48年 日本マクドナルド入社(~54年)
昭和54年 中居食品容器 入社(家業)
平成3年 中居食品容器 社長就任
平成9年 八戸エコ・リサイクル協議会設立
平成14年 北のグルメ都市「八戸屋台村みろく横丁」設立
平成16年 八戸スローフード協会 事務局長、全国屋台村連絡協議会 事務局長
平成21年 安藤昌益資料館 事務局長
平成23年 活イカ・活魚販売センター「ととや烏賊煎」開店
- 出身校 青森県立八戸北高校 専修大学経営学部
- 影響を受けた1冊の本 「環境経済学入門」(R.Kターナー・D.ピアス・I..ベイトマン 著)
- 趣味 ゴルフ、競馬、麻雀
- 好きな言葉 三寒四温
- 自分評 人のために尽くす
- 社長になって変わったこと 特に変わらない
- 会社や地域を元気にするためにしていること 人のために尽くす仕組みを考える
- 若者にメッセージを 「負けてもともと」の精神で挑戦し、「継続は力なり」の精神で成長を遂げる。
掲載している内容はすべて取材・放送当時のものです。
八戸屋台村7つのコンセプト
番組内で一部をご紹介している「八戸屋台村みろく横丁7つのコンセプト」は次のとおりです。
- 新幹線八戸駅開業における、お客様へのおもてなしとしての目玉として。
- 中心商店街の活性化として。
- 日本初の環境対応型屋台村として。(すべての施設がエコロジー施設とバリアフリー型の設置)
- 八戸の情報発信基地として。(観光地、イベント、飲食店などの紹介)
- 若手起業家を育てたい。
- 全国に誇る八戸のオーガニック食材の提供と八戸の新名物料理、郷土料理を一堂に集め紹介をしたい。
- スローフード時代への幕開けの象徴として。(定義-食べ物の質と安全性と経済性に立脚した、人と人、人と自然の関係性を追求する運動。)
たとえ逸品料理でも気取らない、飾らない。飾り立てずに、素朴でもいいからホンモノの味わいのままで。八戸屋台村では、自然の恵みをあまり手をかけずに食することを基本にしている。これは「スローフード」の考え方に一致する。
<環境への配慮>
現在、川・海が汚れているのは、生活排水(70%)であると言われている。
屋台村では、水周りの環境に対する取り組みとして、洗剤はナチュラル洗剤を使用。優れた洗浄力、脱臭力を発揮するにもかかわらず、人体を害することなく環境を破壊することなく、速やかに、徹底的に微生物 分解され自然に還元している。環境に配慮した屋台村のモデルケースとして、建材は再生品を使用。割り箸を再生し、生ごみも肥料へリサイクルする。廃棄物を出さない「ゼロ・エミッション のモデルケース」を実践し、「環境対応型まちづくり構想プロジェクト」を推進している。環境と、スローフードの2本柱が八戸屋台村「みろく横丁」のコンセ プトであり、この根底にあるのが、地域循環型社会の実現であると確信している。
<若手企業家の創出>
若手企業化の育成は情報発信基地等とともに屋台村のコンセプトの一つ。若い人が屋台村をステップに本当の店を持てるように、教育や資金調達支援などに力を注いでいる。
(視察・見学用資料から抜粋)
オンエア
2013年1月25日(金) 深夜1時53分~OA
トークのつづき
番組内で紹介しきれなかったトークをディレクターがチョイス