プロフィール
夢を追えば金がない、金を追えば夢がない。じゃあどっちとるの?って。
私は夢を追いたい。金はご飯が食べられる分あればいい。
レストラン山崎
山崎隆 オーナーシェフ
食材の産地にこそ一番いい料理があるべきと考え、地元の素材にこだわったフランス料理を作り続けてきました。その中で出会ったのが「奇跡のりんご」の木村秋則さん。山崎シェフは木村さんを世に知らしめた第一人者でもあります。奇跡のりんごを使った数々のメニューは、それを目当てに県外からもお客さんが訪れます。
また弘前バル街を手がけるなど、食で地域を活性化したいと奮闘しています。
昭和27年7月つがる市(旧森田村)生まれ
◎経歴
五所川原工業高校機械科卒
昭和46年 津軽クボタ農機販売株式会社入社(営業)
昭和47年 弘前調理師専門学校入学前退学
レストランニューヒロサキ(調理師見習い)
◎転機
農機販売の営業から、調理師見習いへ。
職種が自分に合わないと考え、別の仕事に就こうと思った。
◎オーナーになろうと思ったきっかけ
ホテルの料理長をしていたが、所詮勤め人で、ひとの考えのもとで働かなければならない。自分の考えを仕事にぶつけると、職権には限度があり、思いを貫くために退社して、自分の店を始めた。
◎趣味
出張
◎座右の銘
人生、義理と人情だ。
◎自分評
実に才能のない、センスのない、ダサい男。
◎オーナーになって変わったこと
身にふる火の粉に、因果応報を知り、仕事も、プライベートも楽しいこと、嬉しいことを考える。鬼の山﨑から、仏の山﨑に。人には愛を、唇には歌を。
◎地域を元気にするためにしている事や考え方は?
みんなで集まってなんかやって、酒盛りをすると楽しいなあ、と考える。
◎今後のビジョンは?
小さな輪をつなげて、大きな輪を作ろう。
◎会社の魅力は?
魅力は、たった一つ。まかない料理が美味しいことだけ、がいい会社だ。
◎青森県をどう思う?
それぞれの立場の人間が、己の領域から一歩踏み出してみる。
トップや人任せにしないで、自分たち一人ひとりの思いを行動にしよう。津軽弁のまんまでもいいから、もっと構造社会から、一歩外にでよう。
◎若者にメッセージを
この道は長い。わき目は振るだけにして、隣の青い芝生も見るだけにして、自分の思いのまんま。金を追えば、夢がなくなる。夢を追えば、金がなくなる。金がなくてもいい、味噌なめって、塩なめってでも、まっすぐに、まっすぐに進んで行くと、必ず陽の当たる場所にたどり着く。
掲載している内容はすべて取材・放送当時のものです。
オンエア
2013年11月1日(金) 深夜1時55分~OA
トークのつづき
番組内で紹介しきれなかったトークをディレクターがチョイス